こちらは高度な技術を用いた赤外線ヒーターを売っている企業です。

具体的には、発熱体に合金線を採用し、クリアな石英管に通すことで実現しています。

一般的なハロゲンヒーターと比較すると、全体的な立ち上がりのスピードに優位性はありません。

一定の長さで見た場合に放射する力も50%以下になります。

しかし、遠赤外線域に放射の波長が当てはまるため、400度ぐらいまで加熱するケースではハロゲンヒーターより適役です。

ポイントになるのは石英管を使っていることであり、放射体として理想的な働きを期待できます。

特定の条件下では放射率がゼロであり、それを超えると90%を上回るようになります。

したがって、遠赤外線だけを使用する場合に高いパフォーマンスを出してくれます。

赤外線ヒーターにおいて、石英ガラスは放射を素通しします。

また、エネルギーによって電熱線が赤くなるのは、視覚的に暖かさを感じさせる点でプラスの効果をもたらします。

視認によって安全性を確保できることもポイントです。

セラミックスよりも放射特性で勝っており、さらに無害という点も大きな魅力となっています。

しかも、水が付着した場合でも、それが原因で割れることはありません。

漏電につながる恐れもないので、安全面を重視するシーンにおいて活用の頻度が高いです。

ただし油断は禁物であり、水平に置いて利用するなどの基本的な使い方は順守してもらう必要があります。

使い方がよく分からない場合は、問い合わせて確認するとよいでしょう。